まるでゲームの世界へ飛び込んだような体験ができるPSVR。
でも実際はどの程度リアルな体験ができるのでしょうか。
PSVRは決して安いものではありません。
画質が悪ければ(リアルでなければ)、非常にガッカリするかもしれません。
この記事では、PSVRの画質に関する情報と使用感の評判を紹介します。
PSVRヘッドセットのスペック
解像度:1920×1080
リフレッシュレート:120Hz
トラッキング:ヘッドトラッキング
解像度に関しては、競合品であるOculus RiftsやHTC viveより劣りますが、
実際の使用感はあまり差がないとのこと。
一方、リフレッシュレートはPSVRのほうが優れているようです。
ちなみにこのリフッシュレートは、低ければ低いほど画面酔いしやすくなります。
(競合品2つは90Hzとなっています。)
PSVRの画質はイマイチ?総合的な評価は…
VRと言えばどんなものを想像しますか?
「まるでゲームの世界に入ったかのような体験ができるもの」
ぼんやりとそういったイメージがあるのではないでしょうか。
しかし実際はどの程度のクオリティなのでしょう。
体験してみたいけど決して安いものではないし、
できるだけ評判を知っておきたいものですね。
- 没入感が最大の魅力
よくみられる感想として「没入感がすごい」というのが見られます。
360度すべてが継ぎ目なく繋がっているため、
「ゲームの世界に入ってしまった感」があるということですね。
これが多くの人が想像するVRの魅力かと思います。
しかし、タイトルによっては見られない部分もあるとのことなので、
気になる方は事前のリサーチが必要になるようです。
- 画質の評価は低い
没入感があるという意見がある一方、画質は期待しているほど良くないようです。
「全体的にぼやけている」
「ジャギーが目立つ」
「PS2以下の画質」
など、中にはとても厳しい意見も出ているようです。
一方で
「画質よりも没入感への感動が大きい」
「慣れれば気にならない」
というポジティブな意見も。
どちらにせよ、テレビで見るよりも画質が劣ることは否めないみたいですね。
PS4の高画質に慣れている人にとっては、
特に気になるほどの画質の粗さのようなので、
高画質を期待している人は購入を控えたほうがよさそうですね。
あくまで「ゲームの世界に入った”ような”体験ができる」と割り切れる方は、
十分楽しめるアイテムなのではないでしょうか。
VRで遊ぶならPS4 Pro
PS4 ProはVRを楽しみたいならマストアイテムだと言われています。
その理由を3つあげていきます。
- 画質が少し向上
PS4 Pro対応のタイトル限定で言えることですが、
画質が向上することによりジャギーが目立たなくなるため、輪郭がなめらかになります。
そのため没入感が通常版PS4より高くなります。
ぼやけも改善されて、クッキリすべきところはクッキリ見えるようになっているようです。
ちなみに、PS4 pro対応のタイトルのパッケージには
「PS4 Pro ENHANCED」
と書いた青いマークが付いています。
買う前にチェックを忘れずに!
- ロード時間
なんと画質以外にも利点があります。
PS4 Proでは通常版と比べてロード時間が24%ほど短縮されます。
タイトルによっては、わずかな違いしかないようですが、
その「わずかな違い」が意外と気になるものです。
たとえばたったの10秒の違いだとしても、それを何百回と繰り返せば、
1000秒つまり16分超の差がでるのです。
- 見た目がスッキリ
VRで遊ぶためには付属のプロセッサーユニットを
プレステ本体と繋がなければいけません。
PS4通常版では、それを本体前面のUSBポートに繋がなければならなくなり、
見た目が残念になってしまいます。
しかもプロセッサーユニットのケーブルは結構太いので目立ちます。
これがPS4 Proの場合、背面にUSBポートが1つ追加されているため、
そこからプロセッサーユニットを繋ぐことができてスッキリします。
設定によって画質が改善する
画質の悪さがあまりにも気になる場合や、
すぐ画面酔いしてしまう場合は、設定を少しいじってみるという手があるようです。
すでにPSVRが手元にある方はぜひ試してみてください。
- 瞳孔間距離設定
ホーム画面→周辺機器設定→PlaystationVR→目と目の距離
カメラが自動で計測してくれるものですが、
やはり完璧ではなくズレが生じてしまうこともあるようです。
VR画面に違和感を持ったら、設定しなおしてみてください。
特に画面酔いする場合に有効です。
PSVRを買うべきか迷ったら
正直なところ、失敗や後悔をしたくない人は買うべきではないでしょう。
今後PS5の発売やさらなるVRの進化が期待できると考えれば、
今すぐにPSVRを買うのではなく、もう少し様子を見るのが得策かもしれません。
また、人によってはVRで酔うとの声があるのも気になりますね。
テーマパークのアトラクション、特に映像系のもので気分が悪くなる人は、
PSVRでも酔う可能性が高いとのこと。
「気分が悪くなるから結局遊ばずにタンスの肥やしになっただけ」
…なんていう悲しい結末は避けたいですね。
しかし慣れれば酔わないという意見もありますし、
どうしてもダメだったら売ってしまうという手もあります。
お財布に余裕があるならば挑戦してみてもいいかもしれませんね!